窖改

好きを語り倒す

陳情令感想 18話 ずっと三人で


陳情令第18話感想です。
原作との比較と、がっつりネタバレしますのでご注意。



決定。
純粋に喜んでる温寧を叱れないけども多大な犠牲を払うんだよ、両手で喜べないんだよ!

食料調達。
仙人らしいことできるのが最後とは言え、どんな捕り方。冬のアカギツネ?(←ジャンプして鼻から突っ込む)
宋嵐がおりました。
「どうしてここに」
ホントだよ。原作とは元々時間軸が違うから読破組からしたら余計に思うんだけども。

監察寮で保護。
時間軸とか置いといて、ここら辺、思うところがありすぎて。
ドラマ羨は宋嵐から抱山散人の話聞いたからあの話を思い付いた、という作りになってましたね。原作羨は宋嵐と面識ないから自発的でしたが、どっちにしろドラマ羨も原作羨もやってること星塵と一緒なんだよ。似るのかー。もう、抱山ゆかりの弟子たち献身的すぎ。
宋嵐は抱山から目を治してもらったと思ってますが、本当は星塵が自分の目を移植させてます。星塵の、薛洋の遊びに巻き込んでしまったことに対しての精一杯の罪滅ぼし。
温情が一瞬言い淀んだのは、宋嵐の目が本人のものではないと気づいたからか。

一世一代の大芝居、開始。
こういうときの羨の度胸と肝の座りっぷりはさすがだと思う。飄々と見せて内心はどれだけ真剣だったのか。
箸を逆さに使ってる江澄と、気づいたのに教えない羨は微笑ましい。江澄は藁にもすがる思いでしょうけども、ちょっと落ち着こうか。
ていうかしばらく寝たきりでほとんど食べてもいない病人(?)に、米はお粥っぽかったけどいきなり脂っこそうな色あいの骨付き肉って、胃が受け付けるのか?
羨、案外スパルタだった(笑)

温情は良い人。
最後の引き留めも叶いませんでした。羨の決意の固さもですが、共感できちゃったからね。弟を思う気持ちは一緒。

師姉と羨。
心労がだいぶきてる様子の師姉に、師姉の前だと子供になる羨。
羨に関しては、博打とは言え道筋が見えたことでちょっと心に余裕が出たかと最初思ったんだけども、考えたらまだ全力芝居中だった。江澄は寝たふりって分かってるし、師姉に心配かけないように、弟らしい甘えた言動で蓮花塢にいたときのような雰囲気をわざと作ってたのかもしれない。
レンコンと骨付き肉の汁物。
これ、見る度に美味そうと思っていて、何回か作りました。美味いです。映像で糸引いてて気になってたんだけど、レンコンて煮ると糸出るのね!炒めたことしかなかったから初めて知った。
汁の色から塩系だろうと思って、大きめの乱切りレンコンと、お手軽に鳥の手羽と生姜と長ネギを圧力鍋にぶっ込み、シンプルにコンソメと塩で15分ほど煮込んでみました。ドラマの映像と同じような見た目と色合いと糸引き(笑)になったので、大幅に間違ってはいないと思う。芋みたいな食感のほくほくレンコン、美味いっす。辛味をつけてもいいかもしれない。

子供の頃の思い出。
原作だと羨が江家に引き取られたときは10歳、江澄9歳、師姉が12歳くらいでした。ドラマは師姉はそんくらいっぽいけど、羨と澄は少し幼いように見える。
江澄、幼少から癇癪持ちだったのねー。まだ仲良くなってないうちにコレ見たら、確かに距離置くわ普通。
ちび羨は可愛い。ほっぺぷくぷく。孤児を経ているからか、多少遠慮がちなとこが苦労したことを伺わせる。
師姉のお迎え。
おんぶ重そう。お姉ちゃん頑張れ!
ハスの花のような手燭、かわいい、綺麗。でもめっちゃ揺れてるから師姉の服とか髪とかに火が移りそうで怖い。
心配で出てきちゃった江澄。
あの頭のケガは暗がりで溝にハマって転んでできたものです。ギャン泣きでごめんなさいな江澄が可愛い。今泣いたカラス(笑)

ドラマ師姉→澄のケガが頭だけなので、羨を背負って澄は歩かせる。
原作師姉→澄も足をケガして歩けないので、羨を背中に、澄を腹に抱えて帰る。

よって「二人して困らせないで」になるわけなんだが。
映像で小学生くらいの子がひとり背負って歩くのも大変そうなの見ると、二人抱えてヨタヨタ帰った原作師姉、頑張った!
今このシーンで師姉のキャラソン聞くと泣きそうになります。この先もこれ流れるたびにそう思うんだ。師姉ー。

ずっと三人で。
泣。もうホント、師姉がいるだけでこんな泣かす流れになるとか。
読破組と2週目以降組は叶わないの知ってるからね。最終的に叶わないだけでなく、たった今離れないって言ったばかりなのに、師姉にだけ黙ってこっそり金氏に送り届けようとしてるわけだから。ごめんなさいの気持ちでいっぱい。
原作は夷陵の監察寮に師姉いなかったから、子供の頃の思い出もここじゃなくもっと後ででした。いいとこに思い出差し込んできたなぁ。

師姉を蘭陵へ。
一緒に香を嗅いでたであろう羨には効かないで師姉にだけ効いたのは、師姉の寝不足故でしょうか。心が頑張ってても体が限界。ありがとう師姉。
宋嵐出したの、師姉の運搬係のためか!(手ポン)
ここら辺、みんな誰かにごめんなさいの気持ちを抱えてるのです。思われてる方はちゃんと分かってる。けど。

射日の征戦、開戦。
あれ、ちょっと早い。羨が乱葬崗に落とされた直後から始まるから、ほんのちょっとだけど。
金氏、聶氏、藍氏の連合で金氏が主導、大義名分は潰された江氏の弔い合戦となってるんだね。
お久しぶりの忘機!
普通に登場で良かった(笑)
ちょっとだけでもお顔が見れて嬉しい。

お山につきました。
あ、師姉に「昼間いなかったけど」的なこと言われてたの、もしかしてこれか?
温情と計画する上で、山の下見に来てたのか。

羨「この先は、おまえ一人で行け」

2周目以降だと、この台詞が今この山のことだけでなく、この先の人生全部ひっくるめての言葉に聞こえる。


温情扮する抱山散人と江澄の問答、で、次回持ち越し。
気づかないもんかなぁ。それだけ羨の言葉を信じてたということか。