窖改

好きを語り倒す

陳情令感想 46話 金丹の真実

陳情令第46話感想です。
原作との比較と、がっつりネタバレしますのでご注意。



金丹キター!!(落ち着けってば)
げっふげふ。

蓮花塢で女性2人の話から。
姚宗主、ご高説は最もだが金凌もそこにいるって頭はないだろう。姚宗主の性質を理解してる懐桑の策士ぶりにも恐れ入るけど、この辺から姚宗主って腹は立つけど声がデカいだけのただのバカだなと思い始めた。気にするだけ無駄って、羨の境地にようやく辿り着いたわ。
これを機に、羨に向いていた悪意が一気に光瑶に向くことになるわけですが。
その前に莫玄羽だよ。この辺の会話聞いてると、玄羽の気狂いは本当だったのかと疑問になってくる。特にドラマは献舎痕のひとつが光瑶に対応してるから余計、それを装って暗殺を逃れたんじゃないの、とか。でも仮に玄羽が賢いとすると、献舎までする動機が薄くておかしいってなるんだよね。原作で考えてもやっぱりおかしかったのは本当で、おつむが弱くなってるところを懐桑に丸め込まれた、と言うのが妥当そう。
群衆の無責任さ再び。
ドラマ羨は呆れただけですが、原作羨は過去に乱葬崗を攻めたときもこんなノリで決めたのかと憤りを覚えます。第一次乱葬崗殲滅戦があったかなかったかで、羨の心持ちがこれだけ違う。
トドメが姚宗主の魏先生呼び。たった数時間前まで殺そうとしてた相手に、ここまで手のひらを返せる厚顔さ。しかも一等大変なとこの押し付けだし。こんなのに付き合ってられんと思う気持ちがよく分かる。

「ここは江氏の祠堂だ」
つらいけど、羨の逡巡はいい演技してくれたなぁと思う。江氏追放は方便だったはずが、今の羨は方便だと言い切れない心情になっちゃってるからね。彼の口から「自分は江氏の人間じゃない」と同義の言葉が出てくるのは本気でつらい。
でもやっぱり入る。
ドラマではご挨拶のみになってますが、原作羨は心の中で忘機を故人に紹介しておりました。この時点ではまだ忘機の恋心を確信しておらず、自分の片思いだと思ってるから。こっそり。
そんなところに江澄。
原作だと澄が最初から機嫌が悪い理由があるんだけど、ドラマではその部分を全カットした分、このタイミングでの登場にしたのですね。おそらく澄はいつものパターンで、辛く当たってしまった羨の様子を見に来たんだと思います。ところが来てみたら、忘機と羨だけが共有していて自分は除け者になってるような話をしている。澄からしたらプライドが許さんだろうと思うのです。そんで頭から喧嘩腰になってしまったと。
澄の罵倒に原作の名残が。
羨が我慢してくれてるうちにやめとけばいいのに、後から思ったんだけどこれ、澄は羨と喧嘩したかったんじゃないの。受け流そうとする羨の態度が、自分は眼中にないとでも思ったか。忘機を引き合いに出したら羨が反応したから止まらなくなったっぽい。
ここで羨が引いたのは、故人の前で息子を攻撃していると気付いたからです。

祠堂の外。
羨が倒れた理由は黙ってた方がいいよね、ね。ドラマの構図が良すぎてうっかり言えない。全力で雰囲気を楽しんでください。お口チャック。
金丹の真実。
羨の金丹は澄に譲られていました。
忘機が泣いとる!!(驚)
ふおお、ありがとうドラマ!
原作より感情的になってる忘機、良いと思います。涙は羨に、怒りは自分に向いてるんだろうなぁ。知己を自負してしておきながら、真実を知らずに羨を追い詰めるような言動をしていた過去の自分が、さぞ腹立たしく情けなかったろうと思います。
忘機でさえこうなんだから、澄のダメージたるや想像に難くない。自分が羨に対してどれだけ傲岸不遜で高慢だったか。羨の愛を思い知れ。

蓮花湖の船上で。
原作忘機は割と冷静でした。現在の羨の様子から、霊識に何かしらの不具合があって体に不調が出てるのかと思ってたの。異常には気付いてたのね。それでもまさか金丹を無くしてるとまでは思ってなかった。でも気持ちは揺るぎませぬ。
ドラマ阿苑、いつ拾われたのかと思ってたら、温氏が処刑された直後だった。そうか、そのタイミングしかないもんな。ありがとう忘機、阿苑に気付いてくれて。
温寧が語る羨が、らしくて泣きそう。どれだけ心が強いの。金丹移植のくだり、澄に聞かせてやりたい。

羨が起きました。
真っ先にやることが忘機へのフォローですよ、何より自分が傷ついてるだろうにそっちはお構いなしで。優しい。泣かす。ていうか、事情知った上でこれやられたら、忘機が泣くの必死で我慢してそう。愛しさが増すばかりですわ(原作脳)。
懐かしの師姉。
ちょー!会いに来てくれたのかと思っちゃったじゃん師姉ー!(泣)
師姉優しいから、祠堂に魂がいたら慰めに来てくれそう。澄のとこにもね。
蓮の実食べるす。
温寧も食うんかーい。食えるんだったねドラマは。
忘機が丸くなりました。
羨の顔(笑)。いや分かる、何事かと思うよね。こういうとこは融通が効かないのが含光君だから。忘機と共通項が出来た温寧が可愛い。羨には内緒。
ていうか、どんだけ食うの蓮の実!食い過ぎ(笑)

蝶の知らせ。
「伝訊紙蝶(でんじんしちょう)」は、ドラマオリジナルの小道具です。金氏が編み出したものらしい。
沢蕪君からの知らせがない中、送られてきたってことは、金氏のどなたかが斂芳尊の動向を知らせてきたってことだよね。…誰?(謎)
雲萍城を思い出しました。
船上なのに勢いよく動いてよろけた羨を、落ちないように支えてあげる忘機の自然さがニヨる。すみません、そういうとこだけガッツリ目が行く(笑)
ん、あれ、赤鋒尊の首と一緒に乱魄抄もあった?
え、じゃあ伏魔殿で啓仁先生に見せようとした2枚の紙は、ドラマでは本物だったのか。

雲萍城。
羨の札を持ってた忘機。
ぶふっ!忘機…!
いや、羨が復活してここにいるから笑い話にできるけど、ドラマ忘機にとっては唯一と言える羨の私物で、形見として肌身離さず持ってたんだろうな。
もう無くても大丈夫と思えたか。良かったね忘機(しんみり)


温寧救出、で、次回持ち越し。
戦闘時の安定したかっこよさと、平時の大人しい頼りなさのギャップが温寧の魅力と思ってる。