窖改

好きを語り倒す

陳情令感想 12話 粛清の始まり


陳情令第12話感想です。
原作との比較と、がっつりネタバレしますのでご注意。

原作を参考にすると温氏の訓学時は、大体羨17歳、江澄16歳、忘機18歳くらいです。



教化司。
父親の名前を出してるけども、実質教化に関わるのは温晁だけです。剣を没収するのは、この中に喜んで参加してる(温晁に従う)門弟はいないと自覚してるからか。前列にいる人たちは懐桑以外みんな自分より強いし。
綿綿、若様よりよっぽどしっかりしてる。これ、お目付役で付いてきたっぽいな。
教化司にいる間ずっと、チラッチラ忘機見てる羨。私からしたら忘機を気にするあなたが気になるわ。様子がおかしいご主人を心配するワンコに見えるんじゃよ!(によ)

情寧姉弟
若寒が必要なのは医者である温情だけで、温寧は人質みたいなもんなのだね。
ここで温寧が羨を命の恩人言ってるのは、水行淵のことか。状況を理解していなければ、それは会いたいだろう。
温情が弟に事態を隠してるのは、若寒に口止めされてるのか、霊識が欠けてる弟をできる限り事態から遠ざけておきたいのか。後者っぽいな。

宿舎。
あれ、意外とまともなお部屋。もっと酷い環境かと思ってた。でも監禁状態ではあるのね。

翌日。
温晁、よく藍氏の家規だって分かったな。
温晁は原作でも羨と忘機と子軒を目の敵にしてます。ドラマでは羨は座学のときからこんな調子だったし、忘機は温氏に逆らった藍氏枠だからだけど、子軒はなんでだろう。図々しいとか尊大で偉そうとか、同族嫌悪的なやつか。
作戦成功?
おまけ(子軒)がついちゃったけど、とりあえず忘機と2人になれる算段つきました。が。
肥やし…!ごめん藍湛!(←羨の負け)
ていうか、脅したわりに罰の程度が低いな!(笑)

畑で肥やし撒き。
羨は黒い服だからまだしも、忘機と子軒は白系の服でよく汚れないなーと常々思う。
禁嗅術いいな!それ使いたい!
真面目に考えると、藍氏の話題を振ることで忘機の反応を見るつもりだったのか。
忘機への問いかけが薛洋の陰鉄ってことは、藍氏の陰鉄が温氏に渡ったことは察してた様子。
でもなんでここで薛洋の陰鉄?温晁も唐突すぎん?
ちょっと待って、情報伝達ルート確認させて。
櫟陽常氏で薛洋捕獲するも陰鉄は無し→聶氏に薛洋引き渡し→忘羨が薛洋捕獲して聶氏に行ったよ情報を温氏が得て聶氏襲撃→孟瑶の手引きで薛洋逃走→今現在温氏も薛洋の居所分からず→陰鉄は薛洋が隠し持ってる?それとも薛洋捕獲した忘羨がこっそりくすねた?→忘機が藍氏のしか持ってないなら羨が持ってるかもね?
ということか。全くの憶測だけで疑われてんじゃん!
自分に向いてる矛先が理不尽に他所に向くと、必ず自分に戻そうとする羨が好きです。
そして忘機がここまではっきり羨を庇おうとしてくれたの、初めてじゃないかしら。なに、どうした忘機(そわ)

地下牢へ。
鎖がゴツイ。重石か。
牢の中には霊犬がいました。
ぶはっ!(吹)
本気で怖がってる羨には大変申し訳ないが、アトラクションのセット感が半端ない。これはCGとかダメでしたか、そうですか。
温晁は多分、羨が犬恐怖症って知らないよね。凶悪でバカでかい霊犬を一般的な感覚で怖がってると思ってるんだよね。羨にトラウマがなかったら、全く問題ない状況だったろうなぁと思うと、温晁運が良かったな。

宿舎。
江澄、温情に会えたね。って喜んでる場合ではない。
あれ、温寧はがっつり見てたけど、温情も温晁が羨を連行してくのチラッと見たんじゃないの?
連行されるのは見たけど、まだ帰ってない、がポイントか。

地下牢で羨が大惨事。
どっからか飛んできた鍼で、羨を襲ってた霊犬が寝るわけですが。弟に関わるなとか言ってて真っ先に助けに来てくれんじゃんふふふー、の前にあの勢いでドスドス刺さる鍼、どんだけ頑丈(笑)
センソ針ってなんぞ?
と思って調べた。センソはガマの油だそうですよ。強心剤になる薬らしい。効能は他にも色々あるらしいけど、も。そんなん刺したら寝るどころか元気100倍にならん?針、が付くと意味変わるんだろうか(はて)
温寧も助けに来てくれました。いい子!
ははーん、ここで貰った薬が綿綿の香り袋の代わりか。自分も酷いケガだろうに、忘機優先しようとする羨が愛しい。ドラマはこういう羨の性質をより前面に出して来るなぁ。
温情のことを何でもひとりで背負い込みやがってって思ってるけど、お前もだ。

朝になりました。
霊犬がシュンとしてる…!(笑)
うっかりかわいそうになった、見た目すごいB級なのに。
いやしかし、訓学っつって温晁、ただただ虐めてるだけだな。

教化司。
最近、羨がしおらしくさえしてれば江澄普通に心配してくれんじゃないかと思い始めた。心配してたのに羨がすぐヘラヘラしてふざけるから怒っちゃうんだよ、心配の裏返しだよ。深刻にしたくない羨の気遣いでもあるの、江澄も分かってると思うけども。ちゃんと予測して食べ物持ってきてくれてる辺り、いい弟です。

聶氏と江氏に宣戦布告。
あ、ここでもう江氏潰すの確定してたのね。
この後の羨の行動に関係なく結果は同じだった、のに。

情寧姉弟
愛情なんだけど一方的に感じてしまうよね、これでは。どっちも羨を助けたい気持ちは一緒なのに。
示し合わせでなく、それぞれが自分の意思で助けに行ってくれたの、嬉しかったんだ。

教化司。
教本、忘機だけ読んでないけどとりあえず黙認してるっぽい温晁。なんか悪いこと考えてそう。
と、思ったら。

急遽、暮渓山へ。
屠戮玄武編来たー!
原作の屠戮玄武編、いろんな意味で好きなのです、待ってたよ!(喜)
原作にはいなかった温情が同行しておりますね。
自分自身が危険な目に遭う予定はないとは言え、愛人を夜狩に連れてく温晁の神経。
びっこ引いてる忘機が痛々しい。
江澄にとっては忘機より羨が大事で、温晁にまた目を付けられないように大人しくしてて欲しい気持ちは分かる。分かるが、ほっとけるわけがないさー。

羨「おぶってやる」

この台詞が後々いい仕事してくれるんだ、ふふふー。