窖改

好きを語り倒す

陳情令感想 19話 乱葬崗


陳情令第19話感想です。
原作との比較と、がっつりネタバレしますのでご注意。



7日後。
羨のやつれ様にびっくり。なんでそんなボロボロになってんの!?
あるべきものがないから調子悪いくらいかと思ってたらとんでもなかった。一瞬で消されるのと傷つけずに取り出すのとでは負担が雲泥ということか。

茶楼で待ち伏せ
化丹手、実は最強なんじゃなかろうか。掌打しただけで金丹消せるんだもの。1回発動したらしばらく2回目打てないとか何か縛りがないと、仙門にとっては天敵以外の何物でもない。…あー、だから囲ってる温氏がふんぞってるのか。
化丹手なんか勘づいたっぽい。
ちなみに、店内の客が明らかに不審という以前に、普通は嫌がられる小汚い格好の自分に店員が愛想よく声かけてきた時点で、羨は店ごとおかしいと気づいてます。

在りし日の蓮花塢。
幸せだった時間。そこにちゃんと羨も入ってんだよ、居て当たり前なんだよ。
ほっぺにちゅとかやるんだね!ちび澄かわいい。腕相撲がうっかり肘鉄になっちゃったのはご愛嬌(笑)。父にガッツリ愛されてるじゃん。
当たり前の、なんと脆いことか。振り向いた夫人の血の涙が怖い。

江澄復活。
その漲る力の源は兄貴なんだよ!(叫)
意気揚々と嬉しそうな江澄が。どれだけ自分が周りに愛され守られてるか、自覚できない状況なのが辛い。

茶楼。
リンチタイムやめてー。
羨にとっては粛清以来初顔合わせで憎しみの方が強いと思うけども、状況を知らずに江澄をこき下ろす温晁の得意げな態度が笑いたくなった。おくびにも出さない羨の胆力よ。
そうだ、ここ「化けて出る」がガチで脅しになる世界だった。ここら辺はぜひ字幕でどうぞ。薄ら笑いで囁くような羨の息声が怖いです。1対多数で立場としては羨が喰われかけてる獲物のはずなのに、一瞬でも形勢逆転してみせるのがかっこいい。満身創痍なのに目がめっちゃ綺麗なの、負けてないの。
焼印に上乗せ。
すみません、熱い痛いより唐突な袋が気になる。何あれ、なんの袋?
滴った血に反応して黒い煙が出てたとこ見ると封悪乾坤袋っぽいけども。その前に、焼き傷って滴るほど血出るのか。
角材らしきもので右足殴ったのは忘機と同じにしてやろうという粋な(?)計らいですか。あの勢いだと足、折れてると思われ。それでも負けない。

乱葬崗とは。
かつて薛重亥の居城があった山です。
400年前の薛重亥討伐の際に激戦地となる→終戦後温氏の土地になるが薛軍連合軍ともに死体が多すぎて放置→無縁塚状態が続いて怨念が溜まり手がつけられなくなって禁足地に→温氏が始末に困ったり面倒な人間を捨てるゴミ箱代わりにするようになり順調に悪化、で、今に至る。

落とされました。
だからその袋は何。いつの間に持ってた?
乱葬崗の怨念が袋の怨念に反応したっぽい、ですが。とりあえず受け止めてくれてありがとう。命の恩、人?(んんー?)

情寧姉弟は捕まっておりました。
姉と弟の扱いの違い。若寒にとって温寧は温情を従わせるための駒に過ぎない。
温寧はいい子!天使でいいと思う!デカいけど!
こんなんなっても澄羨の心配してるとかもう、もう…!

乱葬崗。
え、待って、何でお前がここにいる?(封印の剣)
温晁が探してたんじゃないっけ。ドラマでは羨が蓮花塢にお持ち帰りしてたはず。
あ、あの袋に入ってたの、こいつか!?
でも、怒涛の蓮花塢襲撃から逃れたときはそんなの持ってなかった、気が。
たとえば、蓮花塢襲撃の際に温氏が江家の法器の中にすごい剣を見つけて、封印の剣とは知らずに持ち帰ったはいいけど怨念が強すぎて扱えないから乱葬崗に捨てたとか。でもそれだと袋が謎のままになってしまう。うぬ。
うー…んー…蓮花塢に持ち帰った後、封悪乾坤袋に入れて羨が持ち歩いてた、でいいか!腰にぶら下げなくても懐に入れてたかもしれないし!
地面に叩きつけられた衝撃で袋から出ちゃった、ってことでいい?(弱)
もうひとつ謎が。
死人の怨念たちの呼び声の中になぜ忘機がいる。
羨が持ってたんなら、江氏の弟弟子たちが虐殺される前に現場を離れてるのに彼らの声がいるのも謎ですし。
あれか、これは怨念そのものの声ではなくて、封印の剣の罠的なやつか。羨を引き入れるために、心とか記憶とかを探って親しい人の声を真似て誘き寄せる感じの。忘機の声のときに羨が反応して、そのあと一時他の声が消えて忘機の声だけになったの、そのためか。
這いずってるのは邪風のせいではなく、足が折れてるからだと思われ。
封印の剣を手にしました。
闇堕ちって言いたくない。堕ちた顔してない。玄武洞のときの呑まれかけた顔とは違う。
復讐はきっちりさせていただきますけども、それとこれとは別ですから。

3ヶ月後。
教化司。
忘機ー!
ゆっくり登ってくるのが怒りの度合いを表してる気がします。とろ火で3ヶ月煮詰めたの。静かで怖い。
江澄と連合なのが最初ちょっと驚いた。

どこぞの監察寮。
霊嬌うるさい。
若様の愛人周期は長くて半年らしいです。霊嬌もそろそろなので、若様が冷たいのは戦況が悪いからだけじゃない。
彼女は学がないので難しい字は読めません。若様宛の手紙も、読める字を拾ってどうにか解読してる状態。

教化司。
仙剣奪還。
おかえり随便!!
ここで随便を受け取るのが江澄でなく忘機だというね(によ)。
既に封剣しておりました。
このとき羨18歳です。忘機はああいう人ですから動じてないけども、むしろ避塵にもとうに霊宿ってそうだし、うんそうかくらいにしか思ってなさそうだけども、一般的にはかなり早い方と思われ。
でもここで封剣してることを匂わせられると、本来現在編で分かる衝撃の事実だったのが、うん分かってたになっちゃうのが残念。
不安そうな江澄と違って、忘機、まったく羨死んだ気してない。彼の羨に対する認識、この頃からもうこうだったのね。

清河聶氏。
おうちの玄関先に首ぶら下げるのやめようよぅ、下通らないと入れないじゃん(嫌)
師姉!
んん?あれ、何で聶氏に来た?
3ヶ月一緒にいて子軒の方はだいぶ分かりやすくなってる気がすんだけど、師姉の方に壁ができてる感じだなぁ。今までが酷かったから、たとえ気持ちがあっても距離置く方に行ってしまうのは子軒の自業自得だ。
姉弟再会おめでとう!良かった!
子軒が日に日にまともになっていく。なんか本当、金氏の中で唯一じゃないのか、このまとも感。師姉を任せられる男になってもらわないとなんだから、頑張れ。
羨に関しては、江澄諦めてるなコレ。ここでも忘機との差が。

不浄世。
㬢臣兄様無事姑蘇に戻ってました、良かった!
そうと分かれば決断が速い忘機。夷陵に行きたいのは羨探すためですか、そうですか。江澄は触発されたっぽいな。ついさっきまで諦めた顔してたのに。
で、思った。江澄て自分がボスになるより誰かの下についた方がいい仕事するんじゃないか?
孟瑶の心配する明玦兄様。
気性は荒いけど人情も厚いんだよ、ただ厳しいだけの人じゃないのよ。騙されたのになんて顔してらっしゃるの、孟瑶に見せてやりたいわ。

随便が江澄に渡っておりました。
あれ、いつの間に。忘機が自分から渡したのか、江澄に言われて返したのか知りたいところ。
随便を撫でる江澄は、いっぱい思うところがあるんだろうなぁ。既に故人を悼む気持ちになってそうな気がしなくもないが。
師姉を励ますのもまだぎこちないです。羨てムードメーカーだったんだなぁとしみじみ思う。頑張れ澄。

どこぞの監察寮。
温晁と配下の会話で視聴者に情報提供。新しく若寒の側近に入ったのは例の彼です。タイミング的に、聶氏追放→㬢臣の保護→射日の征戦開始→㬢臣を姑蘇に戻す→温氏潜入、の流れ。
霊嬌はやっぱりうるさい。

ドラマ→箱に目玉が入ってる。
原作→箱に子供が入ってる。

どっちも怖いわ!


復讐開始、で、次回持ち越し。
新生羨です。しんどいんじゃよ…。