窖改

好きを語り倒す

陳情令感想 16話 無情の殺戮


陳情令第16話感想です。
原作との比較と、がっつりネタバレしますのでご注意。



戦場な蓮花塢。
夜になってもまだ戦ってる虞夫人。
あれ、息子たち逃したの日中でしたよね。うるさいとか言ってごめんなさい、さすが紫電のご主人。伊達ではないのよ。
小六ー!
頑張ったのに…!
この子が生きてたら将来江氏の良い担い手になってくれただろうにと思ったら残念すぎる(悲)

楓眠到着。
遅くね?
虞夫人の顔から気迫が抜けてる。旦那が帰ってくるまで、って気力だけで踏ん張ってたのね。
で、夫人囲んでた敵一掃してカッコよく登場した、のに。
弱…!いやそんな、えええ。
もう少し宗主らしい見せ場があってもバチは当たらないと思うー。瞬殺すぎて口が開いたわ。

蓮花塢に戻った息子たち。
江夫妻の死体を前にイチャイチャするバカップルが腹立つ。
温晁は仙士だからまだ死体慣れしててもおかしくないけども、霊嬌の慣れっぷりは異常な気がする。敵とは言えちっちゃい子平気で殺すし。日本の戦国時代と同じで人の命が最も軽い時代なのかもしれないけども、それでも霊嬌の感覚は精神がおかしいんじゃないかと思わせる。
江澄の落ち方が猫。
振り切れちゃったっぽい。聞いてられないよね。

虞夫人は自害でした。
潔い。強い人だったんですね。
夫人が苛烈な分、楓眠がへなちょこすぎてなんとも。楓眠よりも夫人の愛をすごい感じる。
試剣堂の前で死んだのを、わざわざ室内に移動させたらしい温晁がえげつない。床の状態見ると持ち上げないで引きずってきたと思われ。
動かされても手が離れなかったんだろうな…。

未明の草原。
江澄17歳ですよ。処理しきれなくて当然な惨事で、今つけられる理由で最も分かりやすいとこに逃げたのが羨を悪者にすること。抵抗も反論もしない羨は、まずは全部吐き出させようと思ったのかな。辛くないはずがないのに、汚れ役に慣れてそうな羨が辛い。
「なんで奴らを助けた」
囮を買って出た自分を忘機が助けてくれたからです。
その場での最善を尽くしただけなのに、なんでこうなるんだと思ってるのは羨の方だと思う。でも、助けなければ良かったとは思わないんだよ、きっと。悪いのは他でもない、温氏。

蓮花塢。
確認できた宝器は2,400ほど。
ドラマだとたぶん、これに羨が玄武洞から持ち帰った封印の剣が入ってるんじゃないかと思うんだが。言及ないとこ見ると気付いてないのか。

朝というより昼に近そうな草原。
とりあえず羨が寝てても大人しくそこにいた江澄が、なんかちょっと弟らしいと思った。寝てる間に蓮花塢に戻ろうとか、怒りより悲しみや心細さが勝っちゃってひとりになりたくないとか、頭ぐるぐるで動けないでいるうちに気力が底つきました、だったんではないかと。
そうだ、ドラマは師姉がいた。
と、思って。
待って、師姉ひとりで野宿じゃん!早く帰れ!合流合流!
本当は3人の中で一番ひどいケガしてるはずの羨こそ、気力だけで動いてるんじゃないかと思う。精神的なダメージが一番軽いのは自分だし、夫妻に姉弟のこと頼まれたし、自分がしっかりしないと、ていう。

江澄が宿からいなくなりました。
理由があるんだよ!
師姉からの約束に頷けない羨が辛い。今の蓮花塢に戻るのは死にに行くようなものですから。気休めが言える状況じゃない。それでも頑張って弟の顔して見せる羨のなけなしの気遣いが辛い。

蓮花塢。
んっと、昼なの夜なの、どっち?(悩)
蓮花塢に着いたのは昼だけど、忍び込むのは夜まで待ってたってことかな。

温寧。
水行淵のときに羨が温情に託した護符が、ちゃんと温寧に渡っておりました。悪い方に行きかけた羨の思考にストップかけてくれてありがとう。自分由来のものを信じて身につけてる温寧を売れるわけがない。
温寧は感情の起伏が乏しいように見えるけども、あれか、全体的に負の感情が薄いのか。なんか、全力で主人の期待に応えようとするワンコに見える。素直で裏がない良い子なんじゃよ。
一応、温氏の中では上位に入るのだね。遠縁とは言え、若寒の血筋ではあるからな。

試剣堂前で宴会。
1日かけて掃除したのか、これ。あんだけ血の海だったもの、匂いが残ってそう。てか吊るしてんだった。死体を肴に宴会とか、温氏の異常さが恐ろしいわ。
化丹手は虞夫人に特別な感情があったっぽいなぁ。お知り合いみたいだったし。


温寧待ちで頭ぐるぐるしてる羨、で、次回持ち越し。
羨とは言え、そりゃ疑心暗鬼にもなるわ。
温寧頑張ってるから!もうちょっとだけ待ってあげて!