窖改

好きを語り倒す

陳情令感想 34話 懐かしき顔

陳情令第34話感想です。
原作との比較と、がっつりネタバレしますのでご注意。



仙子から逃げる羨。
悪気全くない顔してる仙子が可愛い。
呼ばれて飛び出る忘機。
金凌と含光君はもちろん顔見知り。傍若無人な金凌坊ちゃんも含光君は怖いか。
羨が怖がってるのが金凌じゃなく仙子だと分かったときの含光君のお顔がね。「え、こっち?」みたいな。ちょっと可愛らしく見えた。人らしいお顔するようになったなぁ…って前にも言ったような記憶が。

自称清河の事情通に話を聞きます。
ここから5里ということは、大体2㎞ちょっとくらいかな。意外と近かった行路嶺。
聶氏は懐桑が宗主になっておりました。
過去編のままの無害な彼が宗主になったのか相変わらずだなー、とか思ってたんだ、このときは。

行路嶺に向かいます。
羨が犬嫌いな訳。
簡潔に答えてますが、恐怖症レベルのトラウマ抱えるくらいなので、ご飯の取り合いがどれだけ凄惨だったか想像に難くない。無傷なんてなかったんだろうと思う。野犬が本気出したら人間の子供くらい噛み殺すからね。

墓所に着きました。
9話でも思ったけども、やっぱり白い霧の中でも目立つのは白い忘機の方。黒い羨の方が背景に溶けて同化してる。同じ白でも自然界からしたら忘機の白は異質ということか。
地下墓地の蓋的なドームに入り口こじ開けたにしても、瓦礫多すぎない?
中へ。
死霊を使役する羨は他の人より死霊に近いところにいる、ので、声も聞こえやすいようです。原作羨はここで「すごくうるさい(死霊の声が)」言ってた。風邪盤の意味(…)。

祭刀堂。
霊がいるなら問霊で金凌探そうと思ったら、答えてくれてる霊が金凌本人でした。
初めて字面で読んだときはゾワっとしたんだ。でもドラマで映像として見てたら、金凌、どうやって壁の中に入った?とか、ツッコミどころが満載と気づいた。大丈夫、気にしない。
謎だらけだけど、とりあえず金凌救出して外へ。
行き渋る忘機が…!
だよね、離れたくないよね!(超頷)
原作忘機は特に自分の目の届かないところで羨に死なれてるから、現在編になってからは別行動取るの嫌がります。ドラマ忘機にも引き継がれてて嬉しい。言い含める羨がお兄ちゃんのようだ。

清河の宿。
悪詛痕とは、邪崇の怒りを買った者が目印に体に付けられる印です。これがあると邪崇が殺しに来る。時間が経つにつれてどんどん広がっていきます。金凌は墓所を破壊したことで、そこにいる邪崇の怒りを買ったんだね。
目覚めた金凌が慌てたのは、原作莫玄羽が断袖(男色)って知ってるから。ドラマ莫玄羽はノーマルな色魔であって、貞操の危機を感じる要素は本来ないんだけど、たまにこうやって原作ネタを差し込まれると読破組は違和感よりもニヨる。
江家の玉佩。
師姉の玉佩は江氏粛清のときに割れてるから、金氏に入って落ち着いた後にでも作り直したのかな。師姉の婚礼の前に貰った羨の玉佩は、たぶんその後の戦乱で失われたんでしょう。江家と繋がるものを金凌が身につけてるのが嬉しい反面、自分には残ってないし、あっても着けられないのが寂しいし切ないだろうと思う。

金凌追って出た町で江澄と再会。
ドラマは役者さんが一緒だから、まぁ、まぁまぁ。本来全く姿が違うので、澄が羨だと分かったのは犬に対する怯え方が決め手だった様子。ちっちゃい頃から見てるから、仕草ひとつで分かるあたりはさすが。
現在編になって、一番見た目が変わったのは澄だと思う。むしろ他の人は過去編と変わらなさすぎて、澄が出ないと16年も経ってるって忘れそうになる(しっかりしろ)。

お宿に連行。
からしたらただただ可愛い仙子ですが、羨からしたら軽く拷問。仙子が賢い子で羨に危害を加えないと分かってるからやってるんだろうけども。

ここで羨が助けを求める相手
ドラマ→師姉
原作→忘機

ですよねー。ドラマは師姉だろうと思う。
江澄が辛辣。
見た目は変わったけど中身は変わってなかった。16年間、誰にも吐き出せずに溜め込んでたなこれは。澄、友達いないから。過去編から孤立してる気配はしてたけど、羨がいなくなった後は本格的にボッチだったっぽい。羨を憎むことで孤独に耐えてたんだろうか。
でもこれよく聞いてると、悔しいのとヤキモチの裏返しに聞こえるのですよ。蘇ってたのなら何で一番に俺んとこ来ないんだ、ていう。自分との約束ほっといて忘機優先になってる(ように見える)羨が許せないんだなーと思う。こっそり蓮花塢に帰って来いって言ってる自覚があるのかないのか。この16年自分は苦労してきたのにへらへらしてんな!的なお怒りもあって癇癪起こしてワーッてなってる状態。澄らしい。
羨曰く、腹を立てると相手が一番傷つくことを選んで暴言を吐くのが澄なので。友達はできそうにないな…。

金凌の割り込み。
何を言ってるのかと思ったら、羨を逃すための作戦でした。
甥っ子、案外澄の扱い分かってた。わがままお嬢だけど、受けた恩はちゃんと返すのね。口は悪いけど実は情に厚いところもある辺り、澄の良いところも受け継いでるじゃない。
そして、紫電で拘束したとは言え仙子を連れてってくれる澄は、こっそり優しい。
金凌は江氏の者じゃないんだけど、宗主の甥っ子だからってことで江氏の門弟たちが従ってるのか。偉そうだけど子供が背伸びしてるっぽくて、あんまり腹立たない。ていうかわざとらしいよ、頑張れ凌!
紫電の序列に金凌が入ってました。
江氏最大の仙器を甥っ子とは言え金氏の跡取りが使えるようにしとくとか、大丈夫か澄。どんだけ金凌を大事にしてるか分かる。今の澄には凌しかいないもんな。

金凌と逃走。
シェンズちゃん!(笑)
吹替…!
いや、言いにくいだろシェンズちゃんて。中国語の小仙子(シャオシェンズ)も負けてないけど、名前が遊女みたいだとか以前に早口の修行かと思うわ。
文句言うけど、ちゃんと人の話を聞こうとするんだよね。金凌も根は素直でいい子だと思う。そして環境から来る反骨心が良い方向に向いてるのが頼もしい。ここら辺の負けず嫌いっぷりも澄似だな。
ちゃんと謝れてよかったね、羨。


悪詛痕を自分に移します、で、次回持ち越し。
うわ、ちょっとの間でだいぶ広がってる。
これ金凌は自分に悪詛痕があるの気づいてないんだろうか。付けられたばかりだったから、まだそんなに違和感なかったのか?