窖改

好きを語り倒す

陳情令感想 1話 目覚め


確定申告終わりましたー!
おめでとう!頑張った私!自由!(一時だけな)
ということで、封印していた陳情令各話感想開始です。語り倒す。
原作との比較が多く、ネタバレがっつりしますのでご注意です。




第1話初視聴時は、人生初中国ドラマというのもあってドキドキだったですよ。でもOP聴いた時点で半分以上受け入れてました。羨の第一声で完全に落ちた。声が付くってすごい威力だなと常々思う。
おっと行き過ぎた、まずは冒頭。

16年前。

ん?
あれ、13年前じゃないの?
え、待って、どこ?誰?(落ち着け)
冒頭から原作と違ってて大混乱。羨が死んだの乱葬崗なんだ、そして現場に忘機いなかったんだ、なんでいる?雰囲気的に乱葬崗じゃないっぽい。もしかして不夜天?え、まさか血の不夜天で死んだことになってる?しかも自殺?えええ??
と、ここまで一瞬。
後で考えると後のBL展開回避のためだと理解。これだと第一次乱葬崗殲滅戦は、ない?おおう…そ、そうか。仕方ないのね。検閲つらいわー。
原作では13年のところを16年にしたのは、13年後だと現在編の弟子っこたちが幼すぎるとか大人の事情があったんでしょうか。

16年後。
お茶を嗅いでるの、口元だけで思追て分かるようになった笑。
景儀と思追のセットも好き。
そして2周目で分かる伏線が1話にはゴロゴロしてます。友人に勧められたとき、2週目からが本番て言われた訳がよく分かったわ。帷の奥にいる人。あーはーん、こいつか!

莫家荘にて魏無羨復活。
あ、同じ役者さんなのね。だよねー。そこはまぁ、まぁまぁ。
舎身呪についてドラマではあまり詳しく語られないので、ちょっと補足。羨は強制的に蘇らされてます。献舎とは言っても呪いは呪い、ドラマでは「永遠に癒えない(傷が)」と言ってますが、原作では術者の願いを期限以内に叶えなければ死にます。というか殺されます。蘇る気がなかった被術者からしたらいい迷惑です、勝手になに押し付けてんだ!?って話だよ。
その上、莫玄羽の献舎は不完全なため、人数は分かるけどもターゲットが分からない。それで猶予がどれくらいかも分からない時限爆弾付きってどんだけ。
まあ、それでも羨ですから。基本お気楽極楽。どうにかなんじゃね、という姿勢が彼らしい。
ていうか、13歳で金鱗台に行ったって聞いて何で今が死んでから16年後だって分かった?謎
ちなみに莫家の息子が蹴ってないのに羨の胸に痣があるのは、今でなく復活してすぐに蹴られた跡です。臨機応変、悪知恵と機転は任せろ。

夜の莫家荘。
羨の草笛に聞き覚えのある思追。
1話ほんとに…!
知ってる人には顔がによる伏線だらけ。あれですよ、羨、あの頃よく奏でてたんだろうなぁとか思ったらね。
景儀、いいのか。そのへったくそな曲はお前が心酔してる含光君が作ったんだぞ。
連れてかれる直前のきょとんとした顔してる羨がかわいい。

莫家荘が大惨事。
傀儡と陰虎符が早々に登場。え、早。莫家荘編にはどっちも出てないのに。
ドラマでは黒い血管のような模様が首あたりに出るのが陰虎符で操られてる傀儡、という設定になってるようです。陰虎符は本来死人を操るものなのですが、これも検閲対策か、ドラマでは死んでないことが多い。
莫夫人は腹立つわー。陳情令は結構こういう気質の脇キャラ多いです。なんぼ理不尽な言いがかりつけられても羨が言い返さないのは、無駄だと分かってるから。でも自分に向けられる罵詈雑言は耐えるけど、他の人が謂れのない中傷を受けると黙ってません。羨の心根が見えるシーンだと思ってる。

指パッチンで傀儡を操る羨。
本来なら羨の最大の特性なのに滅多に見られない貴重なシーン。
原作羨は完全にネクロマンサーなので(しかもてっぺん)、弱い野良の邪崇や凶屍彷屍の類なら彼がそこにいるだけで兵隊にできますが(音律を使うのは効率を上げるための補助)、ドラマだと音律がないと操れないっぽいし、傀儡=まだ生きてる縛りがあるみたい?
主人がいる傀儡は操れないんですが、莫父子が羨に従ってるのはあれか、陰虎符の痕跡がある邪崇に取り憑かれただけだから?謎

バトルは中国らしいですね!
ワイヤーアクション見放題。
歴史ファンタジーだから衣装がヒラヒラしてるのもあって、動きが優雅に見える。美しい。
特に姑蘇藍氏の校服は他の世家のと比べると段違いにヒラヒラで身軽に見えるから、バトルが映えるのよ。

忘機登場。
ぶはっ、ごめんちょっとウケた。そ、そうか、こういう出方(笑)
琴、浮くのね!原作読んでたときは、琴弾くときは座ってると思ってた。
琴が消えるのは袖にしまってるからです。あの振袖のような部分は乾坤袖と言いまして、わりと何でも入ります。四次元ポケット的な?
忘機見る羨が嬉しそうで可愛い。

莫家荘の獲物
ドラマ→剣に宿った霊識(剣霊)
原作→強烈な怨念を持った左腕

さすがに絵的にも左腕はまずかったか、ドラマ。
そして、嬉しくても諸事情で逃走する羨、ですが。

忘機「お前なのか」

お前…!!
衝撃すぎて一瞬固まりました。原作は「君」呼びなので。そっちに慣れてたからビックリした。
いや、いいと思います。これはこれで。忘機が男前に見えるー笑

黒幕のあの人。
と言っても、この人が黒幕なのは現在編だけ、のはずなんだけど。こういう出方されると過去編合わせた全ての黒幕に見えてしまう不思議。ミスリードっぽくしてるのはわざとか?

献舎の傷がひとつ残りました。
え、あれ、なんで?
4つの傷はそれぞれ莫家の父母、息子、家僕の阿童に対応してるので、原作では莫家荘編で献舎の呪いは解消し、晴れて自由の身になります。
でも、なんとなく予想はついた。これで残すならもう1人は彼しかおらんだろう。
ちなみにロバはそこら辺からちょろまかしました。ほんと自由だなー笑




蛇足。
私が魏嬰を羨、藍湛を忘機と呼んでいるのは、原作の人物紹介の頁に、目上の人か親しい人以外が本名で呼ぶのは失礼にあたると明記してあるからです。気後れして呼べないの。ふたり以外なら抵抗なく本名呼びできるのになぁ。
慣れたらいけるか?と思ってるけど、今んとこまだ無理っぽい。