窖改

好きを語り倒す

陳情令感想 3話 運命の邂逅

陳情令第3話感想です。
原作との比較が多く、がっつりネタバレしますのでご注意。



過去編開始です。
冒頭数話は、ドラマ用のベースを固めるためのオリジナル要素をこれでもかとぶち込んで来るので大変。
原作では忘機の恋情というぶっとい柱が一本立ってたので他のものいらなかったんですが、核心を使えないドラマはそれに代わる何か、忘機と無羨を繋ぐ理由が必要で。
原作読んでるからこその混乱はありますが、それでもまだ予想つくことはあって、むしろまっさらで見た人の方がついて来れないんじゃないかと思うくらいてんこ盛りです。がんばれ!


彩衣鎮。
座学に行く途中の宿で蘭陵金氏の横暴により追い出される江氏御一行様。早速ドラマオリジナルの展開です。
綿綿が金氏の門弟になってる!(ほんとは四大世家ではない一般修士)
後の屠戮玄武ネタだった香り袋もこっちに持ってくるのですね。原作だとこの香り袋が後ほどいい仕事してくれるんだけども、ドラマでは景気良くカットです。残念!
口が上手い羨。
15歳ですよ、天然じゃないんだよ。なんだろうね、この、兄貴肌かと思えば甘え上手な弟属性も備えてる器用な性質。綿綿たちのコソコソ話を後ろで聞き耳立ててる羨が可愛い。お手のものですか、そうですか。こういうとこは世渡り上手なんだけどなぁ。
師姉が仙剣持ってる!(驚)
直系で長女ですけども修士のイメージなかった。剣持って修行とかしてるとこ想像つかない。
実は大所帯だった金氏御一行様。
蘭陵金氏の家風は驕傲(傲岸不遜で豪華絢爛)です。まさに。母親同士は仲良しなんだが子供世代は犬猿。親が勝手に決めたとは言え、許嫁相手にその態度はどうなの。不遜はどっちよ。弟2人と一緒で、この頃は子軒に良い感情微塵もなかった。なんで師姉はこんなん好きになったの。

雲深不知処の門前。
ここら辺もドラマオリジナル展開。
着物が白い!
ドラマの良いとこですね、白い羨が新鮮。不思議と黒い服着てるときより幼く見える。
忘機と初対面。
あれ、なぜに外から来る?閉関明けじゃないの?
原作は羨が雲深不知処に来た日に忘機が閉関明けしてますが、ドラマは閉関自体してないっぽい。
二の若様はおそらく羨より数ヶ月か1歳くらい年上と思われ。当時15、16歳。
藍家の佩飾がすごい気になる。長ーい根付けみたいの。綺麗なのよ。
んで、宗主が㬢臣って言った?
父の扱い…まぁ確かに原作でも父は名前しか出なかったけど、このときはまだ生きてたのに。もうお亡くなりになってるのかドラマ、世知辛いな。
藍家の門弟には自分が話しても、直系の若様には自分は下がって江澄を前に出す羨。子軒のような理不尽な態度取られなければ、きちんと弁えます。
それでも藍家の頭は固かった。ですよね、分かってた。
頭は固いけど、担架で運ばれてく人を一目見て状態を言い当てた羨がすこーしだけ気になったっぽい。ていうか、初回では分からなかった忘機の無表情の裏が、目線とか口の動きとかで何となーく分かるようになってる自分に気づいた。ちょっと嬉しい(笑)

野宿してる江家の皆様。
「あいつが怒らせるようなことをしなければ」系のセリフは大概フラグなので怖いんだよ、やめてー。なんかしでかすんかと思ってソワっとしちゃったじゃん。何事もなく帰ってきてよかった。
江澄は天邪鬼なので、ほんとは自分も心配してたと思うんだ。忘機が迎えに来たとき、渋ったんじゃないかしら。羨がまだ帰ってきてないから。

不法侵入。
悪ガキ(笑)
ドラマでは特に触れられてませんが、忘機が持ってる通行玉令(結界を自由に行き来できるアイテム)は特級品で、結界に異常があると知らせてくれます。ので、あそこで待機してたんだろうなぁ。
忘機vs羨。
貴重な随便(スイビェン)の出番!
鞘払ってないのが残念だけど、羨が随便使ってるだけで嬉しい。
禁言かけられてるとは言え、来い言われて大人しく着いてく羨が可愛いんじゃよ。

㬢臣兄さま!
良い人なんだよ、大好き!
結構年上に見えますな。実際はそんなに離れてないはずなんだが、えーと、離れてても3つか4つくらいじゃないかなぁ。双子に見えるくらいそっくりな兄弟だから。
原作だとこの頃はまだ閉関中の父上が宗主だから、㬢臣は10代と思われ。18か19あたりかな。叔父の啓仁さんが父上の代わりに藍氏を取り仕切ってくれてるんだけども、ドラマではあれか、宗主の㬢臣がまだ若いから実質啓仁さんが藍氏を支えてる感じになってんのかな。

忘機の行動をバラしちゃう㬢臣。
兄上ー!お顔が可愛いよ!貴重!優しいお顔はデフォルトだけども、やっちゃった系のお顔は超貴重!幸せ!(黙れ)
羨の忘機に対する認識が変わりました。世渡り下手なだけで、そんな悪い奴じゃない。基本懐っこい羨側の壁が取れるには充分な理由だったんだねー。

藍家の門弟が失踪してるとか、どんどん出てくるドラマオリジナル展開。
陰鉄ってなんぞ?
これは原作には出てきません。
それにしても不夜天、禍々しいな!火山?

雲深不知処。
指鳴らしたの誰?
ドラマに於いての傀儡は、白瞳で、霊識(魂)を失っているため死んだようになっている(けどまだ死んでない)状態、のようです。ほほう。

不夜天。
んんんー?なんで薛洋がいる?
陰鉄というドラマオリジナルの要素を足したからか、薛洋関係の設定がだいぶいじられてるようです。原作だと薛洋が出てくるのは羨が死んだ後で、当時15歳くらいだったから前生(過去編)では接点ないんだ。
なんか、えらい重要なキャラに格上げされてる(驚)
え、待って、生きてた時間軸も時系列もいじられると収集つかない。ここで言ってる薛洋の願いって何。原作で考えるとある人物の復活しか思いつかないんだが、ドラマのこの時点だと会ってはいるかもしれないけど失ってはいないよな?違う?陰鉄4つ集めることが対価になるほどの願い…悩



3話目にして謎だらけという上級者向け謎解きゲームのような展開になっとる。
原作そんなに難しくなかったんだが。あれ(笑)