窖改

好きを語り倒す

陳情令感想 8話 不吉な影


陳情令第8話感想です。
原作との比較と、がっつりネタバレしますのでご注意。



ウサギと戯れる江家3人。
和む。ホッコリする。
大の男がウサギを抱くなんてとか言いながら、投げ渡されたウサギをニコニコしながら愛でる江澄はちょっとかわいいと思いました。天邪鬼め、いつもそういう顔してればいいのに!
原作羨にとってのウサギはお肉認識です。江澄、間違ってはいない。ドラマではウサギの出所が寒潭洞ですが、原作はどっからか羨が生け捕ってきます。そんで羨に食われそうになったウサギが忘機に保護されて、将来的にワサっと増える。

また会おう。
これはウサギを通して羨に言ってると解釈してよいですね?
忘機が名残惜しんでる…!(によ)

㬢臣と温晁。
どっしり構えた兄上、かっこいいです。やっぱり器が違う。
温晁、自分じゃ㬢臣に勝てないって自覚してんだね。それでこの横柄さは、バックに陰鉄持った親父がいるのと基本温厚な藍氏の特性を理解してる故か。なんか輓馬の足元でキャンキャン吠える小型犬みたいに見える。
ドラマだと㬢臣と忘機、結構歳離れてるっぽく感じる。大概のことには動じなくでも弟に関してはそうはいかない兄上、好き。
大丈夫、頼まれなくても着いてっちゃう奴いるから!

桟橋で。
一直線に飛んでくビワがすげぇと思った。いやどんだけの勢いですか、強すぎない?(笑)
ちょっと前に名残惜しんだ相手にすぐ会えちゃった忘機は、多少複雑だったのかもしれない。
温晁が飼ってるの、梟に見えないんだが。鳴き声でも思ってたけども、姿はカラスで鳴き声はトンビな何か別物に見える。

忘機を追っかける羨。
ドラマオリジナルの新技披露。
2丈は約6mです。霊力を紐状にする術っぽい。便利そう。

潭州。
早!もうここ来るの。原作だと現在編の中盤に訪れる場所です。
忘羨に懐桑合流。
ドラマでは懐桑をだいぶ悪ガキ寄りにしてきてますね。原作ではここまで出張って来なかったので、懐桑のイメージがだいぶ変わりました。これはこれで良いと思う。

蓮花塢。
綺麗なとこ!ドラマの良いところですね、映像で見られるって素晴らしい。良いとこだなぁ蓮花塢、好き。
結局じっとしてられない江澄。は、もう羨が心配ですでいいんじゃないかな。

潭州。
蒔花女の扱いもオリジナルになってますね。ドラマでは人間っぽいですが、原作は花の精怪です。
ここで重要なのは、舞い散る花びらよりも忘機の方が美しい、でOK?
羨「でも白装束だ」
水色ですよ(笑)

蒔花女の花園。
狭っ!え、こんな狭いの。もっとずっと広々してると思ってた。
原作だとここは、現在編で羨と藍家の弟子っ子たちが首なし男と息止めながら抜き足差し足の命懸け追いかけっこする場所。命懸けなのになんか笑えるエピソードで、ここで首なしが明玦と分かります。
羨が夷陵老祖時代に蒔花女に悪さして怒らせて、花で叩かれるという微笑ましい(?)エピソードもあったりなかったり。

蒔花女のカラクリ。
うん?…(悩)
先に修士を募集してたのは陰鉄が生んだ偽の蒔花女で。陰鉄同士は呼応し合うから、陰鉄が自分の意思で片割れを探そうとしてて。そこに羨たちより一足先に温晁が来て花園から陰鉄持ってった、ってこと、だよね。
そもそも400年くらい前に割られた陰鉄のカケラのひとつを封印してたのが蒔花女だったの?
それが100年前に藍翼が藍家の陰鉄の封印を解いちゃったから活性化してしまい、100年かけて花園の牡丹が妖魔化し、封印してた主の蒔花女が負けちゃったってことかい?
おおー…。蒔花女の扱いが段違いだ。

崖の上の温氏。
今分かってる陰鉄は、若寒ひとつ、温晁ひとつ、忘機ひとつ、薛洋が行ってる櫟陽常氏にひとつ、の4つ。
大梵山は温情一族の土地。
温晁がわざわざ舞天女の封印を解いたのは、自分が忘機を追うのを温情に邪魔されないためでしょうか。

宿で鉢合わせる温情と江澄。
温情が一枚上手でした。
ドラマではここら辺からだったな、温情が敵じゃないって信じられるようになったの。
ていうか全く疑わない江澄よ。この人だけ今何が起きてるか事情を全く知らないんだよね。とりあえず兄ちゃん探す!の状態のはず。負けず嫌いで天邪鬼だけど基本的に善なんだよなーと思う。

ご老人に声かける忘羨+懐桑。
いやいやいや、明らかにまともじゃなかろう?
温ばあさん、なんでこうなった。

舞天女の祠。
2話のタイトルが「再び」だった理由がこれか。原作では現在編で初めて来る場所です。
滔々と語るこのおじさま、誰。後に羨と関わる温氏残党にいたっけ?
天女像は20年前から霊識を吸い始めました。
それを封印したのが岐山温氏。まぁ、ここ温氏の土地ですから。言うほど不思議ではないよな。

お泊まりしたらいいじゃん、分かるから。
えええー。
お泊まりはしたいけど、舞天女調べに来たわけではなかったはずなんだが。あれ?

舞天女vs忘羨。
懐桑は戦力外。彼は霊力低いです。基本戦闘には不参加。
冒頭の羨の術がグレードアップしてますよ。何本も出せるんだね。せっかくのバトルシーンなんだから、も少し随便も使ってあげて!
忘機、この力勝負の状態で剣の鍔に人差し指かけてるってことは、やっぱりこの持ち方の方が安定するみたい?

麓の村。
人気がないと思ってたら、みんな傀儡にされてました。バイハザ…!

祠。
摂霊してるのは舞天女ではない。
ドラマでは若寒が陰鉄使って実験でやってる摂霊を、舞天女がやってるように見せかけてるようです。…えっと、20年前に悪さ始めた舞天女は霊識吸って何人も殺してるから温氏に封印されて。でも今各地で起きてる摂霊とか羨たち襲おうとしてる人たちを摂霊したのは、舞天女ではないと。
温晁が舞天女の封印解いたのは温情に対する腹いせとかじゃなく、撹乱するため?
この度の原因ではないとは言え、舞天女も野良神から悪神に降格(?)した魔物に変わりないんだが。混ぜてはいかんが危険は一緒。これを再度封じられる忘羨の霊力がどれほど高いかと言うことですね!
羨がお札を貼った位置が頭とか胸とかでなく骨盤辺りだったのは、丹田狙ったんでしょうか。妖魔鬼怪も力の出所は丹田、という示唆かと思った。それをお札で挟んで弱体化→忘機の仙剣通した霊力で追い討ち→羨の札で封印、な感じ?

押し寄せる傀儡の群れ。
ここで忘機が一番大きい真ん中の扉を押さえてるのが、原作読破組には密かな萌ポイント。力持ちなんだよ、ふふふー。



傀儡に扉破られたところで次回持ち越し。
また微妙なとこで…!